レストランおぐら 本店
ゴールデンウイークは宮崎旅行へ。
そこでどうしても行きたかったお店がレストランおぐら。
チキン南蛮発祥のルーツを受け継ぐ店として有名なレストラン。
私事で恐縮だが、17年前に宮崎に旅行に行った際、ホテルの人だったかは今となっては忘れてしまったが、教えていただいてお邪魔したのがこのおぐらだった。
大きな鶏肉とたっぷりの甘酸っぱいタルタルソースがとても美味しかった記憶が残っていたので、是非とも再訪したいとずっとずっと思っていたのだ。
チキン南蛮発祥のお店
チキン南蛮は、宮崎県延岡市の洋食屋「ロンドン」のまかないメニューとして、鶏肉を揚げて甘酢に軽く浸したものから始まったとのこと。
その後、ロンドンで働いていた方々が独立し、タルタルソースをかけないスタイルで延岡の直ちゃんと、タルタルソースをかけるスタイルのこちら、おぐらが、それぞれチキン南蛮のルーツとなっているようだ。参考:Wikipedia
とにかく並びます
お店の場所を確認するために、10時過ぎにお店に行ってみる。
紅白の屋根が可愛らしいですね。
出入り口は別になっている。これは混雑回避のため。
事前に色々な人のブログで情報収集して、ある程度並ぶことは知っていたのだが、10時10分の時点ではまだ、誰も並んでいなかった。
細い脇道でカップルとすれ違ったが、この方々がこの日最初のお客さんになったことを後で知ることになる。
雨で肌寒い日だったので、山形屋のスタバで暖を取ることにしたが…
10時40分に戻ると…わずか30分の間にこの人の列…。
結局30分待ち、2巡目の入店になってしまった。雨だったので、寒くて辛かった…。
お店はそんなに大きくは見えないが、2階にも座席があるので、結構たくさん入るようだ。
1巡目で40人位は入っていたように思う。
ということで結論。
ゴールデンウイークにレストランおぐら本店に行く場合、10時10分から並べば大丈夫でした(2019年実績)。
まあ、10時半頃に行けば大丈夫だと思う。
古き良き洋食屋さん
歴史あるお店なので、たくさんのサインがありました。
新聞のコピーで知ってとても残念だったのは、創始者の甲斐さんが、10年前にお亡くなりになっていたのを知ったこと。
お店の中はこんな感じで、温かい雰囲気です。
そして…
2階から見える景色がとても趣があって良い眺めだった。
素敵な路地。
メニュー
チキン南蛮が有名ではあるが、ハンバーグやとんかつもいただける。
さらにはカレーまで。
でもやっぱりチキン南蛮を頼んでしまいました。
他のお客さんもほぼ全ての方がチキン南蛮だった。
並んでいるときにキッチンの中が見えたのだが、チキン南蛮を受け入れるであろう大量のお皿がキッチンに並ぶ様は圧巻。
お店を訪れたら是非ご覧あれ。
チキン南蛮
17年ぶりにいただくチキン南蛮。
胸肉を使っているにも関わらずとてもジューシーで美味しい。肉汁は脂こくなかったので、旨味が溶け込んだ水分なんだろう。かと言って水っぽい訳でもなく。
タルタルソースと甘酢は大量にかかっていて、かなり主張してくるがしつこくなく、これまた美味。
甘酢は甘さも酸味もバランスが取れていて、どちらも強めで、それをうまくタルタルソースがまとめている。
この旅行中に出会った現地の方によると、おぐらは今回お邪魔した本店以外に瀬頭店もあるが、本店の方が優しい味で女性向き、瀬頭店の方が味が濃くて男性向きなんだそうだ。
あと、ご飯がとても美味しかった。
一粒一粒がちゃんと主張する銀シャリだった。
結構量があったが、ぺろりと完食。
ごちそうさまでした。
あ、会計は現金のみです。
要望
リクエストがふたつ。
一つは、スープが付いていたらなお良かった。
そしてもう一つは他地域、特に関西に出店して欲しい。