キモい展に行ってきた(閲覧注意)
岡山に行く機会があったのでイベントを調べてみると、たまたまキモい展をやっていた。
大阪や東京で開催されていたのは知っていたが、何度か場所を変えて公開していたとはつゆ知らず。
期待に胸を膨らませてお邪魔してきた。
なお、このエントリーには、気分を害する可能性がある写真が多数含まれているので閲覧は自己責任でお願い致します。
キモい展とは
そもそもキモい展とは。
見た目は「気持ち悪い」が、生き物側からすれば生き延びるための「とっておきのフォルム」であり、代え難い生き方で、それを紹介してくれる展示会。
2017年から、全国各地で何回か開催されている。
ちなみに写真OK。
今回は岡山会場に行ってきた。
入り口はミルワーム
会場入りすると、いきなりミルワームに歓迎される。
しかもミルワームが入ったトンネルをくぐって奥に進む。
鳥や小動物のえさですね。
爬虫類と両生類、魚類含む水生動物
続いては虫類や両生類、そして水生動物のコーナー。
カメやカエル、肺魚など。
スッポンモドキはキモいどころかむしろ可愛いと思う。
ゼノパスいっぱい。
集合すると苦手な人はいるかもしれないと思った。
ヒルも展示。
ヒルは個人的にはあまり得意ではないので、固まっている集団はちょっと…。
大きいヤモリも。
手が可愛い。
カエルやヘビの展示が割と充実していた気がする。
これらはあまりキモいとは思えなかった。
むしろ造形美や色使いなどは美しさを感じたほど。
陸上の動物たち
ほ乳類も展示されていた。
ハダカデバネズミやヌードラット。
ゴムの固まりみたいな肌。
ネズミは毛があっても、野生だとうっと思ってしまう。
キモいというよりは不衛生というところで。
虫
虫は最後に集められていた。昆虫だけじゃないよ。
ヤスデだとか。
タランチュラとか。
世界三大奇虫コーナーなんてのもあった。
左からウデムシの仲間、ヒヨケムシ、サソリモドキの仲間。
ヒヨケムシは昔マンギスタウに行ったときにガイドから、ラクダの寄生虫で血を吸うんだ、と教えてもらったことがあった。
トゥズバイル塩湖で塩漬けの死骸は観たことがあったが、現物を見られて満足。
ゴキブリの連続展示もあった。
一番右の斑点付きのやつもゴキブリなんだそうだ。
これらは家の中の不快害虫ではなく、森の枯れ木を食べて静かに暮らしているらしい。
そういえば、ゴキブリってシロアリの近縁種だったよなと思い出して検索してみると、シロアリはゴキブリ目シロアリ科に属するらしい。
理系出身だが知らなかったわ。
最後に●タワー
思ったほどキモくはなかったなあと思っていた最後の展示。
お客様の責任による破損等の場合はお客様に賠償責任負担をしていただきます。
だそうで…確かにこれ、倒したら大惨事。
脱皮したてで綺麗だが、回りはGばっかり…。
いわゆるゴキブリタワー。
これはちょっと引いた。
ゴキブリ苦手なもので…。
このエントリーを書いているうちに気分が悪くなってきた。
その他
最後にお土産コーナー。
目録があったら買ったのだが、タガメサイダーや昆虫食、ぬいぐるみ、おもちゃ、文具などがあるだけ。
目録は売れると思うんだけどな。
改善してくれると嬉しい。
まとめ
言うほどキモくはないな…と思っていたが、最後のGコーナーだけはちょっと無理だった。その意味ではキモい展という名前はコンセプト通り。
ただ、コンセプトは良いと思ったが、ちょっと展示数が少なかったかなぁと。
人によってキモいと思うポイントは違うはずであるので、やや総花的かと。
虫ばっかりとか、くねくねしたやつだけ、とか、絞った展示の方が良いかも、というのが感想。いっそのこと、ゴキブリ展でも良いのかもしれない。
あと、繰り返すが目録はほしいな。
今回の会場: